第325回 原田 光

将来に向けて
経済学部経済学科4年の原田光です。
私の大学サッカーは残すところあと数ヶ月となりました。私はこの数ヶ月は将来生きていく上で非常に大事な期間であると考えています。理由としてはサッカーを中心とした生活が終了し、新たな生活が始まる上で、自身を見つめなおすべき期間であるからです。
かつてのサッカー部の同期の中に、ある者は人としての更なる成長を求めて海外留学に行っており、ある者は自身の考え・経験をより多くの人達に伝えたいという想いから、様々な媒体を通じて表現しています。彼らのサッカー部での取り組みを振り返ると、プレースタイル・ピッチ内外での行動から、サッカー以外でもサッカーと同様の心持ちで取り組んでいるのだろうと想像することができます。サッカーで培った考え方を生かして、サッカーとは違うフィールドで自身のやりたいことを追求する彼らを私は尊敬しています。
では、私自身は引退し、大学卒業後に社会人としてサッカーで培った考え方で何か生かせることはあるのか考えました。いくつかありますが、最も大切にしたい考えとしては、「つらいことを楽しむ」ということでした。私のサッカー人生を振り返ると挫折の連続でした。特に高校・大学では挫折しか味わいませんでした。ですがサッカーしてきた中で楽しかった時期はいつかと聞かれると、間違いなく高校・大学時代であると答えます。公式戦に出場していた小・中学校時代よりもなぜ楽しいと考えるのか。それは自身と本気で向き合うことができたからです。高校時代、テクニシャン揃いのチームメイトに追いつくためにひたすら対面パスなどの技術向上に努めました。大学では圧倒的なフィジカルの差を目の当たりにし、筋トレ、あるいはフィジカルの無さをいかにカバーできるか考えながら取り組みました。結果として個人的に目標としていたものには達成することができませんでしたが、結果以上に、その過程の中でつらいことに向き合い続けてきたこと、そしてその中でのチームメイトとの出会いは間違いなく大きな財産であり、楽しかった経験として今の私にとって大きな糧となっています。そして、サッカーを続けてきてよかったと心から思うことができています。
サッカーに生活を捧げることができるのはあと数ヶ月であり、今後サッカーを中心に生活することはありません。その後の生活ではいくらでもやりたいことができると思います。だからこそ、残り数ヶ月は今抱えているチーム・個人両面の課題、あるいはつらい状況に対して一つ一つに引退するまで真剣に向き合い続けます。そして、新たなステージの中では想像を超えるようなつらい、責任あることに取り組むと思います。しかし、サッカーを通じてつらいことに向き合い続けていくことに価値を見出してきたように、社会人としてもつらいことに対して楽しく、前向きに取り組み続けていきたいです。
拙い文章でしたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。引き続き青山学院大学体育会サッカー部のご支援ご声援の程宜しくお願い致します。
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