第316回 村井 翔

合点を行かせる
こんにちは。今回ブログを担当させていただくことになった法学部2年の村井翔です。
部員ブログがいつ回ってくるかゾクゾクしながら待っていて、そのためにネタも用意しておこうと思っていたのですが、いいネタも見つからずに自分の回を迎えていまいました。そして、何について書こうか迷っていたのですが、このブログを書いている日が復帰して2週間が終わった週でタイムリーなので、怪我からようやく復帰できた今の心境とサッカーに対する自分の姿勢について書きたいと思います。いつもは女の子の話しかしてないですが、たまにはサッカーの話をします。稚拙な文章ですが最後までお付き合いください。
僕はまだ青学に入ってから3ヶ月くらいしかサッカーをしていません。1年間の浪人期間を経て去年青学に入学し、大学サッカーのレベルがとても高いのは承知の上でサッカー部に入りました。高校も暁星学園という青学サッカー部の部員の皆さんからしたらほとんどの人が聞いたことのない無名な高校で、何の実績もありません。しかし、それでもサッカーが好きで本気でやりたいという一心で入部したのですが、入部してすぐに内転筋肉離れで2ヶ月、そのあと復帰して1ヶ月後に足首の剥離骨折で2ヶ月、そしてまた1ヶ月後に前十字靭帯断裂で8ヶ月という悲惨な一年間を過ごしました。しかし、リハビリ中は復帰という目標に向かってひたむきにやれることを行いました。リハビリは順調で、1月末に正座をしなきゃいけない機会があったのですが、それも今では出来るようになりました。今思えばリハビリ期間はやらなきゃいけない課題が少なかったので、焦りと辛さは常にありましたが、悩み事はそんなになっかったので頑張れてたのだと思います。そんなリハビリを経て2週間前に復帰したのですが、復帰したや否や、自分の体が思い通りに動いているのかさえ自分でわからない変な感覚で、思ったことやできていたことが全くできなくなっていました。実質2年間サッカーをしていないと正直自分がどんな体だったかもわかりません。リハビリ中に描いていた自分とのギャプが大きすぎてショックと自己嫌悪に陥り、あんなに待ちわびていたサッカーをようやくできているのに全くサッカーを楽しめませんでした。
「理想の大道を行き尽くして、途上にたおるる刹那に、わが過去を一瞥のうちに縮め得て始めて合点が行くのである」
この文章は夏目漱石の『こころ』に出てくる一節で、高校の頃の顧問の先生が紹介してくれた文章です。この文章は僕なりに解釈してみると、理想大道とは目標や夢を示し、行き尽くすはそれに対して真摯に向き合い、最善を尽くすことを示していると思います。つまり、「目標や夢に対してその時の最善を尽くしていれば、それが叶わなかったとしても、その瞬間に自分の行なってきたことに誇りを持てて納得できる」という意味だと勝手に思っています。
そして、この2週間を内省してみると、自己嫌悪や思い通りにいかない苛立ちで、体が動かないのを言い訳にして目の前にあるやれることを全く全力でやってこなかった気がします。このままだと理想の大道も行き尽くしていないし、途上に倒れたとしても過去を振り返って合点が行く気がしません。それどころか、後悔しか残らない気がします。
なので、これからは自分なりに出来ることは全て行い、全てが終わった時に合点が行くような行動をしたいと思います。そして、その過程でいい結果がついてきたらいいなと思います。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
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